秋田「楢岡焼」陶芸体験してきたよ!#秋田を旅しよう体験チケット賞

秋田楢岡焼陶芸体験 秋田県

こんにちは、コトネ(@cotone_tohoku)です😊✨

江戸時代から続く秋田の伝統陶器・楢岡焼(ならおかやき)。

独特の深みがある青色の楢岡焼は、秋田の方なら一度は使ったことがある、目にしたことがあると思います。

こちらの窯元で陶芸体験ができることは知っていましたが、この度、秋田県で行っているSNS投稿キャンペーン「#秋田を旅しよう」で体験チケット賞当選!

秋田を旅しよう体験チケット賞

5つの体験の中から、楢岡焼の陶芸体験を選択させていただきました。

この記事では、楢岡焼の魅力や陶芸体験の流れ、実際に手にした感想などをご紹介します。

これから陶芸体験してみたい方にも、料金や場所なども書いていますのでぜひ参考にしてみてくださいね✨

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秋田楢岡焼の魅力

楢岡焼は、今から140年以上前の江戸末期から続く伝統陶器で、秋田県内で最も長い歴史をもつ焼物です。

秋田県内陸の山村・南楢岡の地で焼物を焼いたのが最初といわれ、当時は南楢岡の地に数軒の窯元があったそうですが、現在まで残っているのは、私が今回訪れた窯元・楢岡陶苑さんのみ。

楢岡焼の特徴は、なんといってもその色。海鼠釉(なまこゆう)と呼ばれる青白い釉薬の色が本当に美しいです。

そして、焼物で最も大切だという土(粘土)は、地元で採取された土を使用。

焼物として使いやすい土ではないため、使えるようになるまで多くの労力を要するそうですが、それでも地元の土を使うことで伝統を継承し、楢岡の個性を出せるといいます。

さらに、昔ながらの登り窯も使い、伝統と技術を守りながら、今も窯元で新しい作品が日々生まれています。

秋田楢岡焼 陶芸体験の流れ

秋田楢岡焼陶芸体験

楢岡焼の陶芸体験ができる楢岡陶苑は、秋田県大仙市南外(旧南外村)にあります。

秋田楢岡焼陶芸体験

建物も趣がありますね。ここで楢岡焼が作られており、陶芸体験もこちらで行われます。

秋田楢岡焼陶芸体験

正面入口を入ると、目の前に楢岡焼の数々がズラリ!

よくお土産屋さんの一角にある楢岡焼コーナーを見ることがありますが、さすが窯元!これは見ごたえがあります。

見るだけでも楽しいですが、購入することもできますよ。

体験が終わったあとにゆっくり見ることにして、さっそく陶芸体験ができる体験部屋に案内していただきました。

秋田楢岡焼 陶芸体験レクチャー

楢岡焼の陶芸をレクチャーしてくださるのは、六代目の小松潮さん。

自らの手で基本的な器の作り方をやって見せてくれました。

秋田楢岡焼陶芸体験の流れ

この手さばきがなんとも格好よくて、見とれてしまいます。笑

秋田楢岡焼陶芸体験

熟練された手でみるみると形になっていく器たち。さすがプロの陶芸家さんだと感動しながら、一連の流れを学びました。

秋田楢岡焼陶芸体験

そして自分たちの番です!

秋田楢岡焼 陶芸体験スタート

土(粘土)を一人一かたまり用意いただき、この量で何個でも作成して良いと言われました。

ただし、小さい物は焼いたときに割れやすいのでそこだけ気をつけてくださいとのこと。

今回、夫と参加しましたが、2人とも一品料理を入れる器にトライ!

小松さんが教えてくれたように、手回しのろくろを使いながら、粘土を細いひも状にして筒状に上に積み上げていきます。

コトネ
コトネ

簡単そうに見えたけど、やってみるとこれがなかなか難しい!でも楽しい!

イヌ夫さん
イヌ夫さん

小さい頃の粘土遊びを思い出すね♪

この間、小松さんはつきっきりではなく、ちょくちょく様子を見にきてくれる感じです。

このときの体験が夫と2人だけだったので、体験する人数が多い場合はつきっきりかもしれませんね。

筒状に積み上げたら、へらと指を使ってでこぼこを滑らかにして完成ですが、私の器が思った形にならず相談したら、あっという間に修正していただけました♪

夫も器を一つ作り終え、まだ粘土が半分以上残っていたのでもう一つずつ作ることに。

夫は湯飲み、わたしは平皿にトライ!

秋田楢岡焼陶芸体験

平皿は最初にレクチャーを受けたとおり、板を使って真っ直ぐにカット。

写真は小松さんが最初にやって見せてくれたときの様子。美しい手さばきです!

秋田楢岡焼陶芸体験

習ったとおりにやってみましたが少しオリジナリティーを出したいなと思い、さらに真ん中に仕切りをつけて、お花のもようを足してみました。

秋田楢岡焼陶芸体験

全体の作業時間は、1時間半ほど。人によってかかる時間はマチマチだそうです。

秋田楢岡焼陶芸体験

最後に、小松さんにチェックしていただき、少し手直しをしていただきましたが、わたし達が出来るのはここまでで終了!

ここから、乾燥⇒素焼き⇒施釉⇒本焼き⇒仕上げの工程を経て、わたし達の手元に届くという感じです。

体験するタイミングにもよると思いますが、今回は仕上がりまで1ヶ月半くらいということで楽しみに待ちたいと思います。

秋田楢岡焼 売店紹介

秋田楢岡焼陶芸体験

体験が終わったあとに、楢岡焼の数々をゆっくり見せていただきました。

秋田楢岡焼の魅力

ディスプレイにもこだわりが感じられ、まるで展示会に訪れたようにワクワクした気持ちで楽しめました。陶器好きの方にはたまりませんね!

コトネ
コトネ

訪れた記念に花びら型の箸置きを購入しましたよ♪

秋田楢岡焼花びら箸置き

税込550円と気軽に買えるお値段なので、ちょっとした贈り物や秋田土産としても喜ばれそうですよね。

秋田楢岡焼の完成です!

陶芸体験した楢岡焼が完成したとの電話連絡をいただき、宅急便で送っていただきました。

丁寧に一つ一つ梱包されており綺麗な状態で届きましたよ。

手元に届いた楢岡焼は、思わず、おぉぉぉ!っと声をあげてしまうほど感動!!

理想どおりの色、形、手触り。楢岡焼ならではの青白い釉薬の色が本当に美しいです。

自分たちが作った少しいびつな形の器も、プロの手にかかればこんな素晴らしい器に変身できるんですね。笑

秋田楢岡焼き陶芸体験作品

これは一生の思い出になるので、大事に大事に使わせていただきます。

このときは、作りたい物をなにも考えずに体験に行きましたが、次回体験させていただく機会があったら、夫とペアのマグカップを作ってみたいと思います。

楢岡焼 陶芸体験の料金

  • 1名:3,000円(税込)
  • 2名以上:2,500円(税込)

陶芸体験されたい方は、楢岡陶苑さんにお問合せください。

秋田楢岡焼窯元・楢岡陶苑の詳細情報

有限会社 楢岡陶苑
住所:〒019-1846 秋田県大仙市南外字梨木田344-1
Tel:0187-73-1018 Fax:0187-73-1451
営業時間:9:00~17:00頃
定休日:毎週火曜・年末年始
e-mail:info@naraokayaki.jp
Twitter:楢岡焼窯元(@naraokayaki)
公式サイト:秋田楢岡焼

秋田楢岡焼の通販情報・販売店

楢岡焼の陶芸体験をしてみたいけど、窯元まで行くのは難しいという方は通販やお店でも気軽に購入することができますよ。

楢岡焼オンラインストアでは、様々な種類のうつわやマグカップ、花器、箸置きなどを購入できます。見るだけでも楽しいのでぜひチェックしてみてください。

楽天ショップでも購入できます。

楢岡焼蕗皿 大

楽天で購入

 

楢岡焼はどこに行けば売ってますか?

楢岡焼の販売店を公式サイトから引用します。

【秋田市】
・県産品プラザ(アトリオン内地下)
・まるごと市場(13号線沿い・秋田市卸町)
・秋田空港ターミナルビル2F
・食器のさかいだ

【大仙市】
・楢岡焼窯元
・布遊(堂本洋品店内/花火通り商店街)

【仙北市】
・角館桜皮細工センター(角館)
・青柳家ハイカラ館(角館)
・さとくガーデン(角館)
・こだわり蔵(角館)

【その他県内】
・民芸さいとう(由利本荘市)
・その他道の駅など

【県外】
・花まるっ秋田ふるさと館(東京有楽町・東京交通会館1F)
・あきた美彩館(東京品川ウイング高輪WEST-3)
・銀座たくみ
・BEAMS JAPAN[fennica](新宿)
・光原社(盛岡市)
・もやい工藝(鎌倉市)

参照:秋田楢岡焼

SNS投稿キャンペーン「#秋田を旅しよう」

今回、楢岡焼の陶芸体験をするきっかけとなったのが、秋田県で行っているSNS投稿キャンペーン「#秋田を旅しよう」で、体験チケット賞が当選したことです。

TwitterやInstagramで、ハッシュタグ「#秋田を旅しよう」&感想をつけて投稿すると、毎月景品が当たるというキャンペーンです。

秋田の風景や食べ物、体験、施設など秋田県内で撮影した写真にハッシュタグを付けて、ぜひ投稿してみてくださいね!秋田の魅力を全国に広めていきましょう♪

詳しくはこちらの公式ページをチェックしてみてください⇒「#秋田を旅しよう

↓Twitterでアンケートをとった結果はこちら!楢岡焼を体験してみたい方も多かったです。

まとめ

秋田楢岡焼の魅力や陶芸体験の流れをご紹介しましたが、いかがでしたか?

秋田県内で最も長い歴史をもつ伝統陶器の魅力を、ぜひ体験してみてくださいね。

ちなみに、この楢岡焼のぐい呑み、素敵でしょ?

陶芸体験をする前に知り合いからいただいたものなんですが、とても気に入っているんです。

日本酒の味がより美味しく感じられて、ついつい飲み過ぎてしまいそう。笑

楢岡焼で飲むコーヒーは格別!とおっしゃっている方もいたので、いつか楢岡焼のマグカップを手に入れたいなぁと思っています^^*

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました♪

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