こんにちは、コトネです
栄養たっぷりのスーパーフードとして、秋田の郷土食「ギバサ」が注目されていますが、『ジバサ』という海藻も存在するんですよね。
名前がすっごく似ているから、同じもののような気がしますが果たして真相は?
今回はギバサとジバサの違いを解説していきます。
ギバサとジバサの違いを解説
実はギバサもジバサも、同じホンダワラ科の海藻なんですよ。
ただ、ギバサというのは漢字では『銀馬草』と書き、収穫できるのは夏頃なんです。
また、ギバサは正式名称をアカモクというんですが、秋田県を中心にギバサと呼ばれているんですよ。
一方ジバサは漢字では『神馬草』と書き、1~3月の冬の間だけしか採ることができないし、ギバサに比べて収穫量がとっても少ないんです。
そのため、秋田県内でも販売されているのは、男鹿市くらいなんですよね。
しかもジバサは金額も割と高値で取引されているくらい、とっても貴重な海藻なんですよ。
ぎばさの驚くべき栄養効果とは?花粉症対策やアンチエイジングにも
ジバサってギバサによく似た名前だから、てっきり同じものかと思っていましたが、収穫時期も価値も希少性も全然違うものでした。
でも貴重な分、ジバサはギバサを超えるほど美味しいんだとか!
ただし、ジバサは調理の仕方によって、美味しさが半減する場合もある、といわれています。
そのくらい扱いが難しいんでしょうね…。
ちゃんと調理すれば、ヌルネバの強いとろみと、芳醇な潮の風味がして、とっても美味しく食べられますよ!
ジバサは通販で買える?
ものすごく残念なことに、ジバサは現在、通販で購入することが出来ないんです。
わたしが調べた限り、以前はジバサを取り扱っていたサイトでも、現在は品切れになっているし、もともと収穫量が少ないので、地元でもなかなか食べられない食材なんですよね。
まさに幻の海藻といったところでしょうか?
もちろん旬の時期である1月~3月頃になれば、また通販サイトで売り出すかも知れませんが、常に買えるものではありません。
それに、先ほども少しお話したように、ジバサは調理の仕方によって、美味しさが全然変わってきてしまうんですよ。
そのため、美味しいジバサを食べたいのでしたら、ぜひ産地である秋田県男鹿市に行ってみるのが良いですね!
旬の時期に現地へ行けば、採れたてのジバサが買えるし、飲食店でも美味しく調理されたものが頂けるでしょう。
ギバサとすごく似た名前だけれど、とっても貴重で美味しい海藻、それがジバサだったのでした。
まとめ
ギバサはアカモクという海藻の秋田県での呼び名で、夏頃に旬の時期を迎えます。
そしてジバサはギバサと同じホンダワラ科の海藻ですが、冬にしか採れず、また収穫量も多くないため、高値で販売される貴重な海藻だったんですよ。
ジバサはネット通販でも売り切れになっているくらいで、秋田県内でも男鹿市のみでしか食べられません。
でも、希少価値も高いほどなので、粘りが強く、潮の香りが豊かでとっても美味しいと評判!
1月~3月頃に秋田県男鹿市に行くことがあれば、ぜひ食べてみてくださいね!
おすすめ関連記事
ぎばさの驚くべき栄養効果とは?花粉症対策やアンチエイジングにも
コメント